処理の繰り返しに使うループ処理の基本。
whileループ
1から5までを表示。
i = 1
while i <= 5:
print(i)
i += 1
print("Over!")
結果
1
2
3
4
5
Over!
forループ
一文字ずつ表示
for letter in "Hello":
print(letter)
結果
H
e
l
l
o
要素を一つずつ表示
colors = ["blue", "green", "yellow"]
for color in colors:
print(color)
結果
blue
green
yellow
rangeでループ回数を指定
0から4まで表示
for index in range(5):
print(index)
結果
0
1
2
3
4
3から8まで表示
for index in range(3, 9):
print(index)
結果
3
4
5
6
7
8
要素の数だけループ
colors = ["blue", "green", "yellow", "red"]
for index in range(len(colors)):
print(colors[index])
結果
blue
green
yellow
red
len(colors) で、配列colorsの要素数を取得し、その数だけループする。
初回ループの処理
初回のループのみ、特定の処理を行う。
for index in range(5):
if index == 0:
print("first")
else:
print(index)
結果
first
1
2
3
4
forループのネスト（入れ子）
二次元配列を作成
array = [
[1, 2, 3],
["one", "two", "three"],
["一", "二", "三"]
]
個別の要素にアクセス
一次元配列、その中の二次元配列のインデックスを順に指定。
print(array[0][2])
print(array[2][1])
結果
3
二
一行ずつ表示
for row in array:
print(row)
結果
[1, 2, 3]
['one', 'two', 'three']
['一', '二', '三']
ループをネストして、配列要素を一つずつ表示
二次元配列内の要素を一つずつ呼び出し
array = [
[1, 2, 3],
["one", "two", "three"],
["一", "二", "三"]
]
for row in array:
for col in row:
print(col)
結果
1
2
3
one
two
three
一
二
三
ループ内での条件分岐
偶数・奇数判定
numbers = [1,2,3,4,5,6,7,8,9,10]
for number in numbers:
if number % 2 == 0:
print(str(number) + "は偶数です。")
else:
print(str(number) + "は奇数です。")
結果
1は奇数です。
2は偶数です。
3は奇数です。
4は偶数です。
5は奇数です。
6は偶数です。
7は奇数です。
8は偶数です。
9は奇数です。
10は偶数です。
%は数値を除算（割り算）した際の、整数の余りを返す演算子。偶数奇数など数値判定によく使います。
number % 2 == 0 は、2で割った余りが０ということで、偶数の判定。
continueとbreakの中断処理
ループを飛ばしたり、ループ処理の抜け出すのに使うのが、breakやcontinue。
continue文は、continue文以降の処理をスキップして、次のループへ進みます。
break文は、ループ処理を中断して、ループを抜け出します。
for number in numbers:
# 3の倍数はスキップ
if number % 3 == 0:
continue
# 7を超えるとループ終了
if number > 7:
break
print(number)
結果
1
2
4
5
7
continue文とbreak文は一緒に使うことも可能。
コメント