【Python】if文（条件分岐）の基本

条件分岐の書き方

単純な条件分岐

age = 10

if age == 10:
    print("年齢は10歳です。")

結果

年齢は10歳です。 

条件が一致したときのみ実行され、一致しない場合は何も起こらない（表示されない）。

複数の条件分岐

age = 15

if age < 10:
    print("10歳未満です。"）
elif age < 20:
    print("10歳以上、20歳未満です。")
else:
    print("20歳以上です。")

結果

10歳以上、20歳未満です。 

elifはPHPやJavaScriptでいう、elseif

複数の条件式を繋げる

x = 7
y = 15

if x > 10 and y > 10:
    print("xとyはどちらも10より大きい。")
elif x > 10 or y > 10:
    print("xまたはyは、10より大きい。")
else:
    print("xとyはどちらも10以下です。")

結果

xまたはyは、10より大きい。  

and（かつ）、 or（または）で繋げて書くことができる。

論理演算子、比較演算子を使う

条件式には、論理演算子や比較演算子が用いられ、その比較により条件式からTrueまたはFalseが返る。

論理演算子

論理演算子は、真（True）と偽（False）の真偽値。bool値ともいう。

変数に真偽値の値を代入して、真偽値をもとに、条件分岐を作成。

is_animal = True
is_small = False

if is_animal and is_small:
    print("小さな動物")
elif is_animal and not(is_small):
    print("大きな動物")
elif not(is_animal) and is_small:
    print("動物ではないが、大きい")
else:
    print("動物でなく、大きくもない")

結果

大きな動物

not( ) を使うことで、否定の判断をすることができる。

比較演算子

比較演算子は、2つの値の比較を行い、その結果を真偽値で返す。

<　より小さい
>　より大きい
<=　以下
>=　以上
==　一致
!=　不一致

3つの値の最大値を返す関数を作成。

def max_num(x, y, z):
    if x >= y and x >= z:
         return x
    elif y >= x and y >= z:
         return y
    else:
         return z

print(max_num(24, 15, 36))
 
print(max_num(126, 880, 14)) 

結果

36

880

if文ネスト（入れ子）

if文をネストすると、より複雑な条件分岐が可能に。

weather = "晴れ"
temperature = 24

if weather == "晴れ" or weather == "曇り" :
    if temperature > 20:
        print("暖かく、いい天気です！")
    else:
        print("雨は降りません。")
else:
    print("雨が降るかもしれません")

結果

暖かく、いい天気です！